2020年5月23日土曜日

生活ノイズ

拙宅のリスニングルームは簡易的な防音になっています。オーディオで音楽を再生するときに部屋を締め切ったときと、そうでないときの聞こえ方、特に雰囲気の再現が異なるので、携帯電話の騒音計アプリで騒隣室のドアを開け、二重窓の内側を開けた状態と部屋を締め切った状態で測定して比較してみましたところ、数値で約8dBの差がありました。
この値がどれぐらいのものか調べてみましたところ下記のサイトに情報が記載されていました。
どちらも静かです(笑)
dBは相対値ですので、2.5倍締め切ったほうが静かということです。
ここらは私の妄想です。
DACの性能を表すのにS/N比がありますが、最近のDACは概ね130dB,私が使っているTDA1545Aは101dBdです。これは約30倍の差。同じ音量で音楽を聞いた場合、当然最新のものがより小さい音を再生できるというおとです。しかしながら、生活ノイズでこの部分がかき消されてしまったら、あまり意味がなくなってしまうのではないでしょうか。DACの解像度も最新のものは32bit,それに対してTDA1545Aは16bit 。この解像度が常に発揮できる電源を供給することができた場合、6.5万倍のきめ細かさの差があります。それに輪かけて今話題のハイレゾ384khzと私のメインの48khzでは8倍の差があります。
しかしながら、拙宅ではなぜか最新のDACで良い結果を得ることができないでいます。これが悩みどころではあります。
いずれにしても、音楽再生において生活ノイズのレベルの差で同じシステムで再生しても、同じ音が聞こえてこないというのは事実だと思います。


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