FETドライブ 6DJ8シングル


最近取り組んでいるミニワッターですが、ドライバー段とパワー段の直結、JFETでのドライバー段増幅。定電流回路、MOSFETでの平滑化、ツェナーダイオードでの降圧、定電流ダイオードの使い方など私にとっては初めてのことづくしでとても刺激的でした。 JFETがIdiss電流でランク分けされていること、ランク分けされている中でも部品の選別が必要になり、その測定方法を調べたり、LM317を定電流素子として使うためのADJ抵抗値の計算の方法なども調べながら取り組みました。
回路自体は、ロフチンホワイトと考え方は同じですので、それほど違和感はありませんでしたが、ドライバー段からの出力電圧をパワー段に直接つなげるために、ドライバー段の出力電圧がパワー段の真空管のロードラインのどの部分を使うか決めてしまうので、音質に多大な影響を与えました。MOSFETでの平滑化は出力電圧が調整できかつ低インピーダンスな回路であることから、簡易的にリップルを除去するにはとても有効的な手法でした。
アンプ制作の目的は、行き着くところスピーカーから出てくる音での評価になります。
これまでの手法をいかしつつ、新しい手法を適材適所でとりいれてアンプづくりをしていこうと思います。

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