FETドライブ 6DJ8シングル





FETドライブ 6DJ8シングルですが2SK117をつかうことで電流値を大きくしたのですが、CRDをCRDをGNDに直結した場合、6DJ8のグリッド電圧が20V程度になってしまい、プレート電圧を高くしないと有効に電力が使えない状況になっていました。CRDをGNDではなく、バイアスをかけることで目的とする電圧を得ることができましたが、増幅率が小さくなりすぎて前段としての役割を果たさなくなってしまいました。そのため、JFETを駆動する電圧を低くすることでグリッド電圧の調整をして、6DJ8を10mAで駆動した場合にプレートかかる電圧を132V程度確保しました。JFETの電流値の増加の目的は、6DJ8のドライブをより強くして、グリッドリーク電流の影響を受けにくくするためです。
JFETを元々の24Vで抵抗もそのままで2mA流してしまうと、6DJ8のグリッド電圧が20V程度となってプレートにかけられる電圧が低くなってしまいます。また、CRDをGNDに設置するのではなくマイナスバイアスとすると増幅が小さくなって音量が不足してしまいました。そのため、JFETへ供給する電圧をさげて6DJ8のグリッド電圧をあわせてあります。図面のバイアスの回路はその名残です。あと、整流後にコンデンサーを追加しましたが、もう一つ追加してπがたフィルターをしてもいいかもしれません。
と、ツェナーダイオードのところで電圧降下する抵抗があっちっちになっていたので、容量を大きくしています。ここは電流が少ないとはいえ降下する電圧が高いので容量はもっと大きい方がいいかもしれません。
ヒータートランスは別の実験でつかっていますので、ACアダプターからTPS7A4700のLDOを電圧変換として使って直流点火としています。
PMF6Wはハイライトコアです。通称「ど鉄コア(笑)」さすがにクラッシックを聴くには物足りませんが、それ以外は問題なくこの0.35Wで普段聴きとしてつかえています。これもAFT model7が高能率スピーカーであるが故で、一般的な市販スピーカーですと音量不足をかんじられるかもしれません。
この回路をもとに、FM2WSをとフィルムコンをつかって組む予定ですが、回路的にいろいろ辻褄が合わない部分があって、粗が目立つようでしたら高電圧で一般的な回路で組もうと思っています。

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