2021年1月21日木曜日

Guyatone FCシリーズのSemd/Rerun 回路

 

使っていた2台のギターアンプはどちらも同じシリーズで出力がことなるだけでプリ部の回路はほぼ同じです。これまで30年以上このアンプのSEND RETURN端子にリバーブやディレイ、コーラスなどの空間系のエフェクターをつなげると音が歪んでしまい、マイクで録音したものにエフェクトをかけたような音にはなりませんでした。回路図を入手してながめてみるとリターン端子のあとで12AX7で受けてはいるもののなぜかプレート抵抗が100kΩもありさらにプレートからパワー段への出力をしています。Marshallなどはこの部分をカソードフォロワーなどにしてバッファーとした回路となっています。今回プリの代わりにTubemanを導入したので、思い切ってパワー部をカーステレオ用のアンプにかえてみました。これならばよほどの過大入力でなければ歪むことはありません。早速ディレイとリバーブを接続してみましたところ綺麗にエフェクトがかかった音になりました。

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