96khz

CX20152のデーターシートの抜粋です。88.2khzまでの対応とあります。67.7376Mhzの水晶がとりつけてあるもので試しに98khzを再生してみたところ、特に問題なく再生することができました。この水晶の値ですが、データーシートには下記のような記載があります。


98khz x 734 =70.464Mhzが本来必要なはずです。摩訶不思議です。
 ちなみに88.2khzの場合は 88.2khz x 734 =64.7388Mhzですので範囲内です。非同期ってことでしょうかね~


コメント

  1. tackbon様 おひさしぶりです。Bunpeiです。私もCX20152をDual Mono(バランス)で使用したSONY PCM-1630を持っており「さすがSONY、くさっても鯛」(ぜんぜんくさっていません)の価値を感じておりました。PCM-1630がSDIF2入力なので、私の場合NDK DuCULoNクロックのSDTrans384をSDIF2出力に改造したもので再生しました。
    ところでCX20152 DACのマスタークロックとでも呼ぶべきCINの周波数fCLKはfsの2^n倍である必要はなく734倍以上であれば良いのです。実際、PCM-1630の場合、fs=44.1kHzなのですが、fCLK=39.9347 MHz (905.5倍)となっています。そういう意味では神田さんのおっしゃられる「非同期」といえるかもしれません。
    ブログ記事中にCX20152のデータシートから引用されているfsとfCLKの関係式は、最低必要周波数を示したものです。ブログ記事中には引用されていませんが、データシート中に引き続いて記述されている式では1.0uSのセトリングタイムの余裕を考慮したもので、同じfsに対するfCLKの値が高くなります。
    一方、fs=98kHz(普通は全く使用しないような変わった周波数をお使いですね。ブログのタイトルの96kHzとも違いますし)の場合、67.7376MHzの推奨(他のブログ記事で使用されているtackbon様用語に合わせました)でも問題なく再生できたとのことですが、そのときに16bitフルスケールの入力信号で試されましたか?t5Maxというのはフルスケールを積分表現するのに要する時間をさすので、734倍を下回っている場合、t5Maxに到達しないうちにdeglitchが開始されてしまい、フルスケールが正しく表現されていない可能性が高いと思います。

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  2. Bunpei様
    大変ご無沙汰しております。PCM-1630とはまたまたBunpei様らしいマニアックな機種ですね。98Khzの記載は私のいつもの誤記です。(冷汗) CX20152のデーターシートの周波数の水晶の場合、機種によってノイズが乗ったりしていますので、正確な再生ではないと思います。試しに100Mhzのクロックを入力してみましたが、砂の嵐でした。
    これを同期で構成するのは無理かと思いますのが、どの程度の余裕をもったクロックが好ましいのか試してみようと思ってます。
    それにしても2倍のオーバーサンプリングだとしても高次のLPFの構成ですので、出力される音質は相当劣化してしまっていますね。
    ご情報ありがとうございました。

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  3. tackbon様はNOSでお使いになるということであればfs=44.1kHzに限定し、水晶の発振周波数をfCLK=45.1584MHzとすれば,そのfCLKを分周して全て同期した各種クロック信号を生成できると思います。45.1584MHzは使用条件のスペックの範囲内なので、大丈夫ではないでしょうか。CX20152のデータシートをご覧になればわかるように、タイミングチャートにはCINの波形はまったく登場しません。裏方のクロックなんですね。ですから、わざわざ同期にした結果、どの程度の音質改善の効果があるかは未知数だと思います。逆にだからこそチャレンジの意味があるともいえるでしょう。

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  4. 貴重なご情報ありがとうございます。わたしも同期でどうなるかはとても興味があります。CINの波形に全くとうじょうさないので、どのような効果かあるかまずは同じクロックでクロック違いで試そうと思っていました。また、サンプリング周波数に対するクロックの範囲も不明です。クロックの品質はさておき、まずはその周波数をどうやって生成するか考えてみようと思います。

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