修理

ソケット化したので慎重にICをとりつけました。一回半田が当たった足は弱くなっています。最初からついていた銅板をはがそうと思ったのですが、結構強固に張り付いていたので断念。スチロールコンデンサはCX20152のデータシートで1500pfでしたが、実際に取り外してみると1000pfが装着されていました。データシートに容量の算出方法の記載がありましたが、呪文レベルの数式で理解できるがありません。
DACチップはひとまず片方のチャンネルの音はでていましたので、ひとまず壊れているものを装着。問題なければ新品に交換です。
今でも新品は入手できるのですが、人気が無いのが幸いしてジャンクなCDプレーヤーと同じぐらいの価格です。音質からするとコストパフォーマンスは劇高いと思います。TDA1541Aと同じサイズです。ebayを見ていて驚いたのですが、TDA1541AS2が6万円ぐらいで出品されていました。S2を2個 S1を4個 無印を30個ぐらいもっていますが、驚きの価格上昇率です。PCM1704Kもぶっ飛びの価格でした。
さて、基板の中心から生えだしていたリモコン用の配線をとっぱらいましたのでかなりすっきりしました。電源をいれて各部位の電圧を図るとともに、熱くなっているICやトランジスタがないのを確認して、CDをいれてスタートボタンを押したら無事認識して再生が始まりました。部屋の片隅で作業をしていたので気が付きませんでしたが、両側のチャンネルの音がでています。結果からすると積分器のスチコンを半田ごてで溶かしてしまってショートさせてしまったため、積分がなりたたなくなっていたようです。1000pfから1500pfに変えたのが原因かそれとも銘柄がかわったせいか、音が聞きやすい音になりました。すくなくとも違和感はないのでこれでいいのでしょう。



コメント

人気の投稿