2021年7月6日火曜日

PCM-501ESのUSB DAC化準備

PCM-501ESのDAC部の全景です。右下の基板にyohine様が信号を入力された基盤が立っています。真ん中にはMURATAのLPFが双立しています。

DACは積分型DAC2世代目のCX20017です。ピンの配列、動作電圧は3世代目のCX20152と同じです。正直CX20017とCX20152の違いが判りません。どなたかお分かりになられる方はお教え下さい。
DACの裏面のレジスト麺です。フラックスがまだ残っていますね。先日他の基板でシャツを汚してしまいましたので、取り扱には要注意です。パターンがないところは半田付けがされていないのがわかります。手作り感満載です。yohine様はADCとDACのシグナルを選択する基板の部分にデジタルシグナルを入力されていましたが、基板を外すのが面倒なので、①のソケットの上、抵抗の下の部分にCPLDで変換したLRCK,BCK,DATA,WCLKを入力する配線をとりつけて、表面側のソケットは外してしまおうと思います。
アナログ出力の部分にはディエンファシス回路のON/OFFとミュート回路のリレーがあります。yohine様はディエンファシス回路をキャンセルするのに配線をカットされたとのことでしたがこの場所ではないようです。リレーは電源が供給されるとスイッチONとなるので、近傍のソケットを抜けばそれでディエンファシスはキャンセルできるはずです。
CDプレーヤーと回路的に異なるところは、ミュート回路がリレー回路ということとディエンファシスON/OFF回路を経由してアナログ出力しているところ。LPFの後にバッファのオペアンプがあることぐらいで、部品はことなるものの定数もほぼ同じでした。もちろん水晶は35.0002khzでした。

フォーマット変換のCPLDの動作確認もできていますし、音出しはすんなりいくと思っていますが、なにが起こるかわかりませんね。



1 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

    返信削除

2024年度をむかえて

2024年度も始まり、部署異動があるはずでしたが、とても仕事的にいますぐ異動できる状態でないとのことで、部署を変わらずに掛け持ちをすることになりました。定年も今年から1年づつ伸びることになり、私の代では64歳が定年となります。とはいえ60歳で賃金体制の見直しがあるので、単に退職金...