Timedomain light(改)その後

内部の吸音材の変更・調整、合成の向上、アンプ電源の強化、LPFカットオフ周波数の引き下げなど、原形を保ちながら改良を加えてきました。しかし、卵型ユニット周辺の振動が気になっていました。そこで、重量を増加させることで振動しにくくするため表面に粘土を貼り付けてみました。貼り付け方は完全に密着させるのではなく、ある程度浮かせた状態にしています。
ひどい状態ですがこんな感じです。この後少しは仕上げましたが大差ありません。


低域が伸びる改造がしてあるため、コーンのストロークが大きくなると音がつまることがるので、おろしたついでにポートもう少しひろげておきました。


これをユニットから後方へ放出される音を消す機構が仕込んであるパソコン用デスクに設置しました。


今日は時間に余裕があったので、信号の入り口側についても取り組んでみました。
自作のDACを置きたいところですが、スペースの都合でCyain RU6を使っています。
ディスクリートのR2RでのDA変換でNOSモードがあります。


トータル的に見て、このシステムですが全体の位相を調整する部分がなかったので、DAPとアンプの間にライントランスをいれて二次側の抵抗で調整できるようにしました。

位相もそこそこフラットになって音の回り込みや、音が団子になるのが解消されました。
また、60Hzぐらいまでしっかり再現できているので、倍音ではありますがダブルベースやオーケストラもそれなりに再生できます。

予想していた結果とだいたいあってましたので、これでひとまずよしとします。






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