ONKYO GS-1との出会いと音響の探求


1セット目のONKYO GS-1を手に入れてから、かれこれ15年以上が経ちました。当初はその魅力に引き寄せられながらも、使いこなすことができず、ただただ悩んでいました。市販のアンプやDACを次々と試してみたものの、なかなか満足のいく結果が得られず、試行錯誤を繰り返していました。

1. 自作の道へ

その結果、市販品ではどうにも納得できず、「ないものは自分で作るしかない」と決心。自作の世界に足を踏み入れ、DAC基板や真空管アンプの設計を始めました。技術的な知識を深めていく中で、幸運にもその道のプロの方から直接指導を受ける機会があり、音響機器の最先端の設計について多くのことを学ぶことができました。

2. 最終的にたどり着いたのはこのスピーカー

数多くのスピーカーを試すなかで、原器となるのはこのONKYO GS-1。私にとって特別な存在です。私の自作設計・製作には、電気的・機械的な面でタイムドメイン理論を取り入れてシステムの総合的なバランスを重視しています。また、ファインメットトランスを基軸にした部品構成が、音作りの最も重要な要素となっています。

3. 自分だけの音楽システム

これらの学びをもとに、ようやく自分だけの音楽システムがある程度のレベルになったと感じ、日々の音楽を楽しんでいます。自作アンプやDACとともに、ONKYO GS-1から繰り出される音楽は、私の心にしみわたります。まだまだ未知の可能性が広がっており、これからも新しい発見を楽しみにしています。


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