旅の実質的な最終日。朝食はいつも通り、ホテルで軽めに済ませました。ジャカルタ滞在中、何度かお世話になったこの朝食も、すっかり日常の一部に。
🏛️ 焼失からよみがえった国立博物館
この日は、リニューアルされたインドネシア国立博物館(Museum Nasional Indonesia)へ。2023年に火災で一部が焼失した後、再整備が進められ、現在は新たな展示空間として生まれ変わっています。
モナスからも近く、ホテルからは車で約15分。入館料は外国人価格が設定されており、いわゆる“二重価格”が適用されていました。現金は使えず、カード決済のみという点もインドネシアらしい一面です。
🏛️ オランダ様式とデジタル展示の融合
建物はオランダ植民地時代の様式を残しつつ、内部はデジタル技術を取り入れた現代的な展示が並びます。
入ってすぐに目に飛び込んできたのは、巨大なガネーシャ像。この博物館が「象の博物館」と呼ばれる所以でもあります。
🕌 多宗教の歴史と文化が交差する空間
展示はイスラム教だけでなく、ヒンドゥー教や仏教に関するものも豊富。インドネシアという多様な宗教文化が交差する国の歴史が、時代ごとに丁寧に陳列されていて、非常に見応えがありました。
🇯🇵 日本とインドネシアの歴史的つながり
特に印象的だったのは、日本がインドネシアの独立を支援したという展示。戦後のアジアの再編において、日本が果たした役割が紹介されており、思わず足を止めて見入ってしまいました。
夕食は初日に行った店でまたまた、サテ(アヤム:鳥)と羊肉の煮込みスープを食べました。
つづく
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