Tube Booster

1959などのオールドマーシャルは音量を上げないと音が歪みにくいとの記載がありました。確かにFenderの回路と音を歪ませる回路としては大きな差がみられなかったので納得です。 有名どころのギタリストがオールドマーシャルの音が最高!とのことをいっていたのを覚えていて、古いマーシャルの回路で組んだのですが、マーシャルは新しいタイプのチューブアンプの方が歪みやすいとのことです。学生の頃はレンタル料金も高くてマーシャルなんか使ったこともなかったですのでそんなことすら知りませんでした。
今回のギターアンプですが、トランジスタやオペアンプを使っていないので、簡単に言うとどこかで歪むまで増幅してやればいいわけで、それならばアンプの入り口である程度信号電圧を高めてやればいいとの考えて、ブースターなるものをつくってみました。
ブースターはピックアップの出力をそのまま高める目的であって、オーバードライブやディストーションなどのようにそれ単体では歪ませないため真空管も12AU7をつかいました。
少しでも高い電圧で駆動したいのと電源を簡単にしたかったので、ヒーター電圧と同じ12Vで駆動することとし、電源も手持ちのTPS7A4700をで定電圧12Vを作って一発供給としました。単純に12AU7でピックアップの信号を最大8倍で増幅することができます。
最大ゲインで自作のギターアンプにつなぐとギンギンに歪みますが、さすがにオールチューブですので低音でのピッキングニュアンスもちゃんと残ってごまかしがききませんので、なかなかシビアです。



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