TDA1540D

またまた古いDACを引っ張り出してきました。TDA1540。PhilipsやMarantzのCDプレーヤーに搭載されていましたが、その際にはNOSではありませんでした。Marantz CD-34は一時期所有していましたが、もっさりした音ですぐに手放してしまいました。

1982年に発売された初期のセラミックバージョンです。古の14bit RtoRです。
DAC自作を始める前に購入した基板です。モノラル構成ですので左右に1つづつICという構成です。2025年3月現在、ebayで1つ2万円ぐらいで販売されていました(驚き)

この基板にもDigital Filterが搭載されていましたが、バイパスしてNOSとしてあります。
今回、TDA1541A用に購入してあった、トランスIV+SRPPの基板がありましたので、そのトランス部分を使って組んでみました。

このトランスですが、1:1ですのでどんな電流出力のDACにもつかえるようです。
TDA1540は出力が大きいので、付加抵抗の値を大きくふることができるので、位相調整のはばも大きいです。適正に調整すると気持ち良い空間が広がります。

14bitっということありますが、決して解像度は高い音ではないですが、アナログを聞いているような錯覚におちいるような音質です。名器ですね。







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