6DJ8 2AK117 PP チョークインプット電源

ペルケさんの回路図の電源はダイオード整流のコンデンサーインプットとなっています。
しかしながら、これまでの経験で整流管とチョークインプットの構成が最高だと感じていますんので、手持ちの6C45Piシングル用の電源トランスとGZ34、最後に残っていた10Hのチョークで電源を組みました。目標とする出力電圧は160V前後です。電源トランスの出力は210V,200V,190V の両波整流用の端子がありますので、190Vをつかいました。6DJ8 2本だけですので一般的には増幅段があるだけのアンプに180VAのトランスは過剰容量ともいえます。
チョークインプットがきちんとなりたてば、150Vぐらいになるはずなのですが、整流後の電圧は190V近くありました。リップルフィルターで40V近く落とすとなるとPowerMosFETの発熱が懸念されますので、メタルクラッド抵抗で降圧しています。本来180VAの電源トランスには整流管用の端子もあるのですが、なぜかノイズがのってしまったので、別電源としています。この辺りは今後改善していかなければいけません。
オリエントアウトプットでも十分わかるぐらいの低域の速さの改善んがありました。やはりダイオード整流は低域に問題ありですね。



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