Web上にサービスマニュアルを発見したので眺めてました。ECC88を初段300KΩ 二段目100kΩのプレート抵抗で280VのB+で駆動しています。普通のMarshallはどちらも100kΩぐらいですので相当ハイゲインな設計になっています。
280VのB+はACアダプターの12Vacをトランスで250Vまで昇圧したのちにブリッジ整流することで供給しています。ヒーター電源はACアダプターの12Vから直結ですので交流点火ですね。オペアンプのプラスマイナス電源はコンデンサーで中点を作ってGNDとしています。
オーソドックスいえばオーソドックスな回路です。真空管が1本の2段増幅ということで、ゲイン別でオペアンプで歪ませずに増幅して真空管に信号をいれていますので、オペアンプのプリアンプが真空管入力する前にあってゲインも調整していますね。
トーンコントロールも一般的なRC回路です。評判の悪いVOICE回路(キャビネットシュミレーター)もRC回路です。ACアダプタは日本仕様で入力が100Vacとなっていました。
しばらくつかってみて、Web上のmodで紹介されているVoice回路のキャンセルスイッチでもつけてみようと思います。GNDへのパターンをカットしてスイッチをつけるだけですね。
コメント
コメントを投稿