ダミーロード

 

Marshall DSL15Cでいくら簡易防音の部屋といっても15畳ぐらいしかないので、ボリュームを12時ぐらいまであげると相当な爆音です。マスターボリュームがないアンプの場合はある程度音量を上げないとパワー管での歪みが加算されません。この機種ですがULTRA GAINチャンネルがあってこのチャンネルはプリ管の12AX7をもう一段余分に増幅することかなり強烈に歪みます。しかしながらプリ管の歪みは結構粗いのは学生の時に経験済みでパワー感の歪みが加わってマーシャル本来の音となります。(パワー管がEL34の音が本当のマーシャルの音といわれる方が多いですがDSL15Cのパワー管は6V6です)

そこで、以前からダミーロードでアウトプットトランスから出力されたパワーを熱に変えてパワー管もドライブしたまま音量を下げる手法がとられてきました。このダミーロードですが、構造は簡単なのですが結構高価です。(使い勝手や安全面を考慮してだと思いますが)いまはOXなるプロ御用達のダミーロード&オーディオインターフェースが有名ですがとてもおいそれと購入できる金額帯ではありません。

簡単なT型アッテネーターの回路で、減衰率を11dB程度で計算して、16Ωのキャビネットとの合成抵抗が近い値になるように100W 25Ωのメタルクラッド抵抗で組んでみようと思います。



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