パワーアッテネーター分解

早速分解してみました。ファンがついていることはネットにあったマニュアルで知ってはいたものの電源端子がなかったのでどうやって回すのだろうかと疑問に思っていましたが謎が解けました。過大入力があると音声信号の一部をダイオードで直流化してコンデンサーにためてファンに供給する回路になっていました。少なからずこれも音質に影響はあるのではないかと思います。中身はでっかい12Ωのホーロー抵抗と、5Ωのボリューム。ヘッドフォンアウトとラインアウトにはレベル調整用のそれぞれに適した抵抗がシリーズで入っていました。ラインアウトは背面のボリュームで更に調整する回路で、ヘッドフォンは前面のボリュームで調整となっていました。何も接続せずに11Ωぐらいの値となっていましたので、スピーカーをつながずともダミー抵抗としてつかえます。ギターアンプは8Ωと16Ωの出力があるのでどちらにつないでも許容範囲でしょうね。この機種はスピーカーは8Ωとの記載がジャックのところにありますが、後継機種の色が黒いものは8~16Ωとなっているのもうなづけます。つなぐだけでパワーが約半分になるといくマニュアルの記載にも納得です。

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