NOSとx2

このところ積分型のDACを搭載したCDプレーヤーをヤフオクやフリマで複数台購入しています。どれも通電確認のみといったジャンク品ですので1000円以下なのですが、送料が1500円ぐらいかかるところが痛いところです。近所のHARD OFFでも見つけはしたものの値段もあまり変わらないです。積分型のDACは高くてもオーバーサンプリングは2倍までです。CX20152を搭載した機種も同様です。カタログスペックが30年以上前でも重要だったのか、2倍オーバーサンプリングの機種も少なく、すぐにPhilipsやBBの4倍以上のオーバーサンプリングに対応したものにとってかわられました。
私は4倍以上のオーバーサンプリングのものしか聞いたことがなかったため、同じような回路構成でその違いを試したくなって、同じ機種の普及品(NOS)と限定品(x2)のものを入手しました。限定品の方はサブ基盤にデジタルフィルターが搭載されているのと、DAC電源が独立しているぐらいの回路変更です。写真で見ても部品の配列はほとんど同じです。
肝心の音ですが、やはり2倍とはいっても違いは感じられますが、4倍以上のものと比較するとまだ許容範囲かなといったところです。これまでNOS+トランスIVで聞いてきましたのでオーバーサンプリングののっぺりとした音に慣れていないのだけかもしれませんが、あえてオーバーサンプリングは必要ないなと再確認した次第です。




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