6C45Pi PPについて

 

※画像をクリックでYoutubeのこの記事が開きます。

この記事を参考にしてモディファイして作った6C45Pi PPアンプですが、異なるところはおおおまかに下記となります。

  1. 固定バイアス
  2. アウトプットトランスが14K
  3. インプットトランスがST-27
先の記事にTDA1545AトランスIV DACの出力が低いので12AU7で増幅段を追加しようと書きましたが、この方のYoutubeのほかの記事のなかで、ST-27の場合増幅率をさらに上げられることが紹介されていました。

現状の配線はこのようになっていますが、ST-27の2kΩ側の出力はPPとなっているので、実際はWとGの間にBの出力があります。1:1の比率ですので、500Ωになってしまうっと思います。この500Ωをパラで使っているので、インプットのインピーダンスは250Ωとかなり低くなってしまいますが、こにより6倍近くのゲインをえることができるはずです。

しかしながら接続するDACのアウトプットは1090Ωのインピーダンスに1kΩの負荷抵抗ですのトランスIVですので決して出力インピーダンスが低いわけではありません。

サンスイのSTシリーズでこのような使い方で、増幅率が6倍ぐらい確保できてインプットインピーダンスを高く保てるものがないか調べてみました。

  • ST10A     5.1倍
  • ST11A     4.4倍
  • ST12A    10.0倍
  • ST14      22.3倍
  • ST15       7.1倍
  • ST16     17.3倍  
また、インプットトランスを使用したアンプはヤフオクにも球ちゃんあんぷとして出品されています。
こちらの真空管は5670。インプットトランスにはST-11が使われているようです。サンスイのマニュアルにはST-11Aしかありません。ただ、PPタイプの配線ではないようですので2個使うとなるとインピーダンスが低くなってしまいます。
まずは、現用のST-27でトライです。
実際思うような結果がでたらいいのですが、できなければおとなしく増幅段を増設しようと思います。





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