正月明けの振替休暇で、またインドネシアへ


正月休み期間のスリランカ出張の振替として、今週は一週間の休暇を取り、再びインドネシアへ。ここ数年、仕事でもプライベートでも訪れる機会が増え、すっかり馴染みの国になりつつあります。今回も、静かな空の旅から旅が始まりました。正月明けで春休み前ということもあり、航空券はローシーズン扱いで比較的安価。さらに中国の春節前というタイミングだったこともあって、機内もそれほど混雑していませんでした。

今回利用した航空会社はキャセイパシフィック。Global Club の会員なので、優先搭乗やラウンジを利用でき、移動そのものがとても快適です。トランジットの香港国際空港も、どこに何があるのか、目的地までどれくらい時間がかかるのか大体把握しているので、慌てることなく落ち着いて乗り継ぎができました。

この時期に暖かい地域へ向かう際に悩むのが服装です。荷物を減らすため、できるだけ薄着で出発し、セントレアではハーフコートをスーツケースにしまい、香港では薄手のセーターをリュックにしまって半袖に。季節の境目を移動する旅ならではの工夫です。

今回滞在したホテルは、ジャカルタ中心部の Tanah Abang 駅近く。古くから衣類の問屋が集まるエリアで、6年前、コロナが始まる直前にも滞在した馴染みの場所です。




インドネシアは、仕事を含めると今年4月からこれで4回目。以前はタイへ行くことが多かったのですが、宗教や文化が日本とは大きく異なり、言語がアルファベット表記ということもあって、コロナ禍の時期からインドネシア語の勉強を始めました。そんな背景もあり、ここ数年のプライベート旅行はすっかりインドネシア一色になっています。



今回もインドネシア料理を堪能しました。

『ナシ ウドゥック』
ホテルのすぐ横にあったワルン(屋台)で食べました。いきなりのフィンガーボールの洗礼で久々に手で食べることになりました。手で食べる場合は出来立てほやほやのフライなどは冷ましてから食べる必要がありますね。

『パダン料理』
 店に入るなり、いきなり料理が運ばれてきたので、「注文してませんが・・・」と店員に尋ねると、この店は食べた分だけ清算とのことで、食べ終わったら呼んでくださいとのことでした。食べなかったものは、また別のテーブルに並ぶかどうかは不明です。ここではルンダンとタケノコの煮つけと豆腐(厚揚げ)を食べました。

『ホテルの朝食』
ミーゴレン、ナシゴレン、お粥などのインドネシア料理のほかにも、パンやケーキがありました。写真の羊羹のようなもんは、バリの伝統的なデザートだとのことでしたが、名古屋名物の「ういろう」そのものでした。さすがに特産のコーヒーはおいしかったです。



『クアティアル シラム サピ』
クアティアルが米粉を平たく伸ばして太めに切った麺。まさに「きしめん」そしてシラムが餡かけ、サピが牛肉。牛肉餡かけきしめんのようなものでした。
右の緑色のジュースは「クドンドン」という果実の100%ジュース。酸っぱいものが苦手な私にとっては拷問のような酸味でした。

『バクソー』
定番のバクソー・ビアサ。普通のバクソーです。それに豆腐(厚揚げ)を追加しました。
ライムを絞って、この後サンバルとチリを追加して食べます。軽食の部類となるので、店も15時ぐらいには閉まってしまいます。

『ミーアヤム』
これも定番。チキンとご飯。右上のサンバルにつけて食べます。この屋台でも手で食べることになりました。インドネシアローカルを堪能するには、少なくとも右手指にはケガをしないようにしておかないと、チリをつかんだ瞬間とびあがります。

『アヤムバカールとケルダン』
炭火で焼いた鳥の胸肉をソースにつけたものと、コロッケです。代表的なスンダ料理。この後に乗せる写真の店でたべました。もちろん、ここでも手食です。


 『ミーバクソとタフゴレン』
バクソーにビーフンと麺を追加したものです。バクソーにはいろんなトッピングをすることができますが、調子に乗ってたくさんトッピングすると食べきれません。さすがにバクソーを食べるみせ(麺を食べる店)にはフォークとスプーンは準備されていました。
インドネシアでは厚揚げのことをタフ―といいます。豆腐からきているようで、インドネシアでは木綿や絹ごしの豆腐はなく、厚揚げが主体となります。

『サテ カンビン』
今回はサテ(串焼き)を売っているワルン(屋台)をあまり見かけず、最終日にホテルの近くのアルファーマート(コンビニ)に行く途中に見つけました。サテアヤム(鳥の串焼き)が食べたかったのですが、サテカンビン(ヤギ肉の串焼き)しかありませんでした。もちろんロントン(バナナの葉で包んで炊き上げたご飯)と一緒に購入して、ホテルの部屋でおいしく食べました。ブンブー(甘辛のピーナツソース)が最高においしいです。


先にもふれましたが平日の昼食時に訪れたスンダ料理の店です。システムもわからずに最初ならんでいたら、ご婦人が丁寧に(早すぎて半分ぐらいしかわかりませんでしたが、実際に料理をとってくれたりして)教えてくれました)
ここには、西洋人すらみかけませんでしたし、半袖半ズボンでリュックしょってキョロキョロしている外人をみて不憫に思ったのかもしれません。(笑)
適当にとり分けて、テイクアウトの場合は清算、店内での飲食の場合は食べ終わってから店員を呼んで自己申告清算。
当然のようにスプーンやフォークはなくて、大きな手洗い場がありました。

友人宅に行くとき、なぜかタクシーではなくバジャイを使ってくるように指定されました。
さすがに場所を説明することはできませんので、友人に電話をして説明してもらいました。


行ってみると、車が通れないほどの狭い路地でしたので納得です。




友人ともにインドネシアの伝統的なマッサージを受けに行きました。ケロック(Kerok)という オイルをつけてコインで皮膚をこすってリンパの流れを良くする民間療法も受けたのですが、跡が痛々しいです。





この時期のインドネシアは雨期ということもあり、一日中小雨が降ったり止んだり。ニュースでは水はけの悪い地域での洪水をしばしば報道していました。まかり間違っても帰国時に大雨に見舞われると空港までの時間が全く読めなくなるので心配しましたが問題なく帰国することが出来ました。



ふとニュースをみていたら、オランウータンの保護について報道していました。テロップに「Orang Hutan」と書かれていて、オランウータンの名前が、インドネシア語のOrang(人)Hutan(森)の「森の人」から由来していることを初めて知りました。


今回の旅も、多彩なローカル料理に触れながら、インドネシアという国の奥深さをあらためて感じる時間になりました。雨期特有の天気に翻弄されつつも、大きなトラブルなく過ごせたのは幸運でした。何度訪れても新しい発見があり、言葉や文化を学ぶほどに親しみが増していく——そんなインドネシアとの距離の近さを、今回もしみじみと実感する旅でした。









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