初詣でと厄落とし



今年は数え年で59歳。いよいよ前厄の年に入りました。
還暦の厄年は男女ともに同じ歳だということを、改めて知ると、人生の節目というものが静かに、しかし確かに近づいてきているのを感じます。

そんな年のはじまりに、同い年の家内と一緒に、近くの国府宮神社へ初もうでを兼ねて厄払いに行ってきました。思えば、初もうでに出かけるのは本当に久しぶりです。普段はほとんど車を運転しないので、迷わず電車で向かいました。神社に近づくにつれ、駐車場はすでにごった返していて、交通整理のおじさんがひっきりなしに旗をふっていました。
これまで正月から仕事でしたので、いつの間にか「毎年の行事」から遠ざかっていたのだと気づかされました。


人の多さに圧倒されながら、日本の正月らしい活気が身体の内側にまで染み込んできます。境内へ向かう道には、ずらりと出店が並び、湯気や香りが冬の冷たい空気に混ざり合っていました。その光景を見た瞬間、なぜか台湾の夜市を連想しましたが、どこかも物静かではありました。前厄の年のスタートとして、静かに気持ちを整える時間になったように思います。



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