DSL15C回路変更

どうせアンプ部を引き抜いて基板にアクセスできる状況にあるのならということで、回路を少しだけ変更することにしました。気になっているところは低域の締まりの部分。

WebでModify の情報を調べると、ULTRA GAINの部分の変更がいくつかありました。
それらはDSL15の回路からDSL40の回路に近づける方法が一般的です。

DSL15DSL40
回路図を上に載せましたが、まず異なるところは、DSL40はゲインに入力される前の信号がGAINに入る前にR82に100kΩで設置されています。これで若干入力ゲインは落ちるはずです。確かにDSL15をハードロックで使うにはゲインは十分なのですが、絞ってブルースなどので使う場合でも歪みすぎの感があります。実際私が素のDSL15を使っていた時も、GAINはフルにすると音が細くなりすぎて潰れてしまうので6~8ぐらいで使っていました。
DSL15のパターンをみるとこの抵抗は取り付けられていなかったので、手持ちの150kΩをとりつけました。
低域の締まりの部分はカソードのコンデンサが影響していることはオーディオ用のアンプでも同じです。DSL15は1μFがそのまま設置してありますので、それを取っ払って抵抗のみとしましたところ、ゲインが下がりすぎました。そのため、DLS40と同じカソードコンデンサーは残しつつ10kΩを介して設置しました。
あと、GAINの左側にある小容量のコンデンサーを取り外す例がありましたが、これは高域を強調するためのものですので、ひとまず残してトーンコントロールで調整してまだ気になるようならば取り外そうと思います。
上記の変更で低域がピッキングに対してかなりリニアに反応するようになってきました。ただ、ユニットも同時期に変えているので、どちらが効果が大きいかは判断が難しいところです。





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