2021年6月30日水曜日

NOS化

 

デジタルフィルターを引っこ抜くとCDの再生が始まらないので、このフィルターからなにがしかの信号がCDコントローラーに出力されているようです。NOSの信号をデジタルフィルターをバイパスする回路にして、CDの再生をコントロールする信号を入出力している③⑧ピンをソケットにいれてみたところNOSでの再生ができました。やっぱり音質はNOSの方が性に合っています。0

2021年6月29日火曜日

デジタルフィルターサブ基板

 

先に紹介したCDプレーヤーですが、NOSのものが発売された後に、限定版としてx2のものが発売されています。そのため基板のレイアウトはほぼ同じ。細かいところでは基板のパターンも異なっていますが、部品のレイアウトはほぼ同じ。一番の違いはデジタルフィルターのサブ基盤が立っているのと、DAC電源が独立していること、シャーシが同メッキされているぐらいでしょうか。もともとこの限定版の機種を選定したのは、外部からの信号を入力できるようにするための改造するのが簡単ではないかと考えたためです。当然のことながら、LPFはNOSのものよりも低次のLPFがついていると思いますが、もともとLPFをトランスでやっているので私にとってあまり影響はありません。

2021年6月28日月曜日

NOSとx2

このところ積分型のDACを搭載したCDプレーヤーをヤフオクやフリマで複数台購入しています。どれも通電確認のみといったジャンク品ですので1000円以下なのですが、送料が1500円ぐらいかかるところが痛いところです。近所のHARD OFFでも見つけはしたものの値段もあまり変わらないです。積分型のDACは高くてもオーバーサンプリングは2倍までです。CX20152を搭載した機種も同様です。カタログスペックが30年以上前でも重要だったのか、2倍オーバーサンプリングの機種も少なく、すぐにPhilipsやBBの4倍以上のオーバーサンプリングに対応したものにとってかわられました。
私は4倍以上のオーバーサンプリングのものしか聞いたことがなかったため、同じような回路構成でその違いを試したくなって、同じ機種の普及品(NOS)と限定品(x2)のものを入手しました。限定品の方はサブ基盤にデジタルフィルターが搭載されているのと、DAC電源が独立しているぐらいの回路変更です。写真で見ても部品の配列はほとんど同じです。
肝心の音ですが、やはり2倍とはいっても違いは感じられますが、4倍以上のものと比較するとまだ許容範囲かなといったところです。これまでNOS+トランスIVで聞いてきましたのでオーバーサンプリングののっぺりとした音に慣れていないのだけかもしれませんが、あえてオーバーサンプリングは必要ないなと再確認した次第です。




2021年6月27日日曜日

32fs 16LJ 備忘録

 




CPLD基盤は6年前に作ったTDA1515A 差動基板のCPLDの部分を使いました。2つのTDA1545AにそれぞれBCK,LRCK,DATAが出力されていましたので、そのうちの4つを使って変換した32fs BCK LRCK WCLK 16bit DATAを出力するようにしました。そしてチップを取り外して、それらの出力をDACシグナルの+、ー出力にジャンパーして端子で出力するようにしました。
CPLDはMAXII EPM240Y100C5。プログラムソフトはIntel Quartus Prime Light Edition 20.1.1。Newプロジェクトを作成してチップを選択して初期画面となります。そこでProjectにVerilog-HDLのシートを追加してそこにプログラムを書き込み。コンパイルするプログラム名を右クリックしてSettingメニューを表示してTop-level-entryを設定してコンパイル。
コンパイルするとピンのアサインができるようになります。

〇プログラマー

〇タイミングチャート(Pulse View)


〇Verlog-HDLプログラム
~I2S→左詰め16bit(BCK 32fs)への変換をFPGAでやる~

module I2S_to_16LJ(bck,data,lrck,bck_out,data_out,lrck_out,WCK);


    input bck;

    input data;

    input lrck;

    output bck_out;

    output data_out;

    output lrck_out;

    output WCK;

 

    reg data_out = 0;           

    reg[4:0] data_counter = 0;  

    reg[31:0] data_fifo = 0;   


    wire lrck_32LJ;

    delay_1BCK I2S_to_32LJ (lrck, bck, lrck_32LJ);

    delay_1BCK delay (lrck_32LJ, bck, lrck_out);    


    reg lrck_changed;

    half_freq half_freq_ins (bck, lrck_changed, bck_out);


    reg lrck_before = 0;

 

    always @(posedge bck)

 

 

    begin

   

        if(lrck_before != lrck_32LJ)

        begin

            data_counter <= 0;

            data_fifo[0] <= data;

            lrck_changed <= 1;

        end

        else

        begin

            data_counter <= data_counter + 1;

            data_fifo[data_counter + 1] <= data;

            lrck_changed <= 0;

        end

        lrck_before <= lrck_32LJ;

    end


    always @(negedge bck_out)

    begin

        data_out <= data_fifo [data_counter / 2];

    end


     reg delayed_lrck = 0;

    reg[7:0] lrck_fifo;


    assign WCK = lrck_out ~^ delayed_lrck;

 

    always @ (posedge bck_out)

    begin

        lrck_fifo <= {lrck_fifo[6:0],lrck_out};

    end


    always @ (negedge bck)

    begin

        delayed_lrck <= lrck_fifo[7];

    end

 

endmodule


2021年6月26日土曜日

32fs 16LJ

 

CX20152を使えるようにするには、データシード通りにするとするならば、64fsのI2Sを32fsの16LJに変換して、LRCKの倍のWCLKをLRCKの立ち上がり時に立下りから始めるように並び替えればいいということで・・・・・困ったときのMAXII CPLDです。

こちらのサイトに参考プログラムがありましたので、久々にトライしてみようと思います。

2021年6月25日金曜日

48fs

 

昨夜ロジアナをつけてみたDACへの入力シグナルですが、64fsではなくて48fsでした。

はたして64fsが通るかどうかまたまた暗雲が立ち込めてきました。

2021年6月24日木曜日

ロジアナ

 

久々にロジックアナライザーを引っ張り出してきて、CX20152に入力されている信号をみてみました。データーシートは32fsでしたのでなんとかして64fsを32fsにデータを並べ替えないといけないと思っていましたが、ロジアナをみてみるとなんと64fs。16bitのDACですので、WCLKが1の時のシグナルはすべて0でもよさそうです。多少光がみえてきました。

2021年6月23日水曜日

Deglicher

動画のグリッジの綴りが間違っていますがいつものご愛嬌ということでお許しください。
左がIV変換直後の波形。右がデグリッチャー?回路を通した後の波形。積分型のDACですがマルチビットで16bit分のデータを数値化し、その数値分コンデンサーに電流をながしてその電圧変化量をLRCKの周期で処理しています。そのスイッチングノイズではないですが、盛大な波形となって表れるので、マルチプレクサでそのノイズが出るタイミングでGNDに落として除去するための回路がデグリッチャー(写真中央の回路)だと思います。
積分型のDACってアナログ値への変換はマルチビットですが、信号への変換は1bitのような処理です。LRCKのタイミングで音が途切れてはいるものの、実際のシグナルには致命的な影響はないように感じます(この回路で市販されているのであたりまえだとは思います)

 

2021年6月21日月曜日

定番の修理

購入したCDプレーヤーですが、トレーの開閉ができたりできなかったりとの記載でしたが、届いて電源をいれてもウィーンと音はするものの全く開閉できる気配がありませんでした。前面パネルをあけてみると見事にゴムが伸びきって脱落していました。またゴムも癖がついて変形していました。ひとまずバンコードで適当ながさでベルトをつくって、写真のように取り付けてみたものの全く動かず。取り付けられていた状態がわからなかったのて適当につけてしまったのが原因で、プーリーのところのかけ方を上下ぎゃくにしてやって手前側からくるベルトをプーリーの下側にくるようにとりつけたらひとまず動くようにはなりました。
動いたのはいいですが、トレーが出てきてもすぐさま閉まってしまいます。多分トレーの出端と戻り端を検出するスイッチの動作不良だろうと思い、探してみたところ写真の左側に2枚の固定設定の銅板にはさまれた銅板のスイッチがありました。この真ん中の銅板が出端ではおされて、手前側の銅板と接触して出端を検知し、戻り端はその逆におされて奥側の銅板に接触して検知する機構でした。接触部分が変色していたので無水アルコールで洗浄してやったら問題なく動作するようになりました。さすがにゴムも35年は持たないのが通例のようでWebに先人の情報が数多くあって助かりました。

64fs

こんな感じの基盤です。I2SからRJ16変換をした後に64fsですが一応LRCK 2逓倍のWCLK,そしてDATA,BCKが出力できるようになりました。CDプレーヤーのDACに入力しようと思ったらまたまた新たな問題が.........
CDの電源を入れたら常時BCK,LRCK,WCLKが供給されていました。このまま入力しようとすると信号が衝突してしまいます。
パターンカットしかないかもです。

2021年6月20日日曜日

LRCK 2逓倍

先日無謀にも64fsのBCKを32分周して2fsをとりだしてもLRCKと同期しなかったと書かせていただきました。BCKがつかえないなら同期をさせるLRCKを使うしかないということで、夜な夜な考えていました。LRCKを16fsシフトしてXORのロジックICで合成したところLRCKに同期した2逓倍のWCLKとなりました。しかし・・・・・よくよく波形を見るとLRCKの立ち上がりでWCLKも立ち上がっています。データーシートではLRCKの立ち上がりでWCLKは立ち下がらなければいけません。インバーターで反転させるか、はたまたマルチプレクサで組みなおすか考えなおします。

2021年6月19日土曜日

LPFすっとばしてトランス接続

 




私としてはまだ不本意ですが、DAC出力をよこどりしてトランスでIV変換しようと思ったのですが、オペアンプに電流を吸い尽くされているようでIV変換できませんでした。その前段階ということで、LPFの機能をトランスにてやってみました。ライントランスとして使用したのはFM-1545Aです。耳障りな音も特にせず、情報量倍増です。低域のキレの改善は目をみはるものがありました。

2021年6月18日金曜日

グリッジ除去

 


先日マルチプレクサの機能が不明と記載しましたが、マニュアルにその機能が記載されていました。グリッジ(望ましくない瞬時的パルスまたは予期しない入力または出力)を除去する機能でした。トリガーになっているのはLRCKで、ジッターが発生した場合エッジの部分で発生するグリッジをLPFに渡さない機能となっていました。実際、この機能を通さずにどんな音がするのか聞いてみることにします。

2021年6月17日木曜日

WCLK

積分型のDACですが、一般的なI2Sシグナルからデータを右詰めにするのみならず、WCLKのような2倍のLRCKの動機クロックを入力する必要があります。Webで情報をさがしましたが、YAMAHAかSONYのDIRをつかうかクロックを生成する必要があります。積分型DACを搭載したCDをDAC化した例はWeb上にはあるものの、回路の公開がされていませんでした。(以前は公開されていたようですが、ヤフオクでDAC化して販売する輩が出現して公開を停止されたようです。頼みの綱はデーターシートのタイミングチャートです。
上がCDプレーヤーのLRCKとWCLKです。安直な考えでBCKを分周して2fsとしましたがやはり同期しませんでした。分周がだめとなると逓倍しかないので、回路を考えようと思います。

2021年6月16日水曜日

マルチビット

 マルチビットのDEM方式(PHILIPS)とR2R方式(BB)があるのは知っていました。今回導入したCDプレーヤーはSONYの積分方式で私にとっては聞きなれない方式でした。よくよく調べてみると今回ジャンクで導入したCDプレーヤーに搭載されていたCX20152というSONYのDACに採用された方式です。先人の情報がこちらにありました。フェブラリーのAudio迷路

なにやら積分型というのは、DACにクロックを搭載しています。CX20152のデーターシートには67.7376Mhzとあります。これは44.1khzのLRCKの場合24倍の値。このDACの限界の88.2khzの場合は12倍になります。また、LRCKの他にWCLK(LRCKの2倍)のクロックも必要です。積分型のDACのD/A変換ですが下の式でデジタルシグナルをアナログ変換しています。

V=V0+I/C*t

コンデンサーに流れ込む電流の値が大きくなるほど電圧はあがるわけです。理にはかなっていて一番シンプルなD/A変換ですが、なんせ周辺回路が大きくなるのと対応したDAIやDDCが入手困難ですので自作例は全くといってていいほどみかけません。

DAC化した情報もありますが、なにせ部品の入手が困難です。CDプレーヤーの素の出力ですがTDA1545を1010でトランスIVの音を聞いた時と同じぐらいの衝撃をうけました。ようやくTDA1545Aのつぎに真剣に取り組むDACが見つかった感じがしています。

2021年6月15日火曜日

マルチプレクサ

CDプレーヤーのDAC ICのデーターシートにある推奨回路ですが、DACの電流出力をオペアンプでIV変換した後にマルチプレクサのロジックICを介してLPFに信号が渡されています。なぜマルチプレクサを使う必要があるのか今ひとつ理解できません。よく考えてみることにします。

2021年6月14日月曜日

CD黎明期のCDプレーヤー

アナログデバイス、バーブラウン、フィリップスのマルチビットのDACのNOSの音はすべて聞いたのですが、唯一SONYのものは聞いたことがありませんでした。最後の総仕上げでSONYのチップの音の確認のために、私が大学に入学した年に発売されたジャンクなCDプレーヤーをヤフオクで落札しました。DACチップはCX20152です。そのころマランツがCD-34を日本市場に展開していましので、その対抗馬として導入された意味合いが強い製品だと思います。ご存じの通り、CDの企画をつくるときPhilipsは14bit,SONYは16bitを提唱しました。そんなことからSONYが製造したそのころの16bitのDACチップがCX20XXXシリーズとCX890です。

ジャンクなプレーヤーだけあって、電源をいれて前面パネルの表示はされるもののウンウンいうだけでトレーの開閉もできずCDも回転しませんでした。早速蓋を外してさらに前面パネルをはずしてウンウン言っているところを見てみると、トレーを開閉するモーターは回ってはいるものの、ベルトが伸びきって空回りしていました。早速ベルトをはずして手でプーリーをまわしてトレー閉端のスイッチをいれてみたところ、普通に再生を始めました。
出力された音の傾向が聞きなれた音でしたので、基板上の回路を簡単に追ってみたところ、デジタルフィルターが省略された機種でした。NOS出力ですのでどうりで聞きなれた音だったわけです。LPFは簡単なオペアンプの回路となっていたのでまだまだ改良の余地はありますが、これだけでも十分リスニングに耐えうる音質です。発売されたころの評価はあまり良いことが書かれていませんでしたが、あまりあてにはならないものです。マランツのCD-34はTDA1540とともにデジタルフィルターが搭載されています。音質は決して褒められたものではありませんでした。TDA1540は別基盤でNOSとして聞いたことがありますが天と地ほどの差があります。

私が思うに、CDはレコード比べてキンキンしてアナログとは別物の音がするとよく言われていましたが。レコードに特化されて調整されていたシステムにNOSのプレーヤーをつないだのでそんな状況となってしまい、それを緩和するためにオーバーサンプリングでぼかして艶っぽくした音作りとしていったのだと思います。

ファインメットアンプ、現代の励磁スピーカーの組み合わせで当時とは比べ物にならないぐらいの忠実再生ができる時代となって、ようやくマルチビット、NOSが真価が発揮できるようになったような気がします。

文句なしです。


2021年6月13日日曜日

師はひとりであれ

 ゴルフでもオーディオでも、趣味でなにかに取り組むときその事に対して複数の先人やWebの情報をもとめて、自分に合ったもの選択したくなるものですが、情報が多すぎると自分を自分を惑わせる原因となることがあります。また情報を自分なりに解釈する際に、自分自身がそのレベルになければ本当の意味を理解することができません。私の場合ですが先生をまず決め、情報はその人を通じて集めるようにしています。先生に質問する場合、まず実践して自分なりに理解して具体的に指示を仰ぐのと、同じことを何度も聴かないようにしています。またアドバイスをいただいた際には可能な限り早く実行するようにしました。なぜなら多くの事を吸収するためにはやはり自分で実行しないと知識としてみにつかないですし、応用もききません。最初はやり方も意味も分からないことばかりですが、追試や真似をしているとそのうち系統だてて理解することができます。また、そんな中で矛盾をみつけて打開策を相談することもできます。

また中途半端に理解が進む段階で、好奇心が高まって自分の目指す方向と異なった情報に目が行くようになってきます。他の情報についてもある意味、語る人にとっては真なわけですので、自分の考え方の軸がしっかりしていれば、その情報の質を見極めて惑わされることはないのですが、そうでない場合情報に振り回されえて消化不良をおこして迷いが深まるばかりです。

客観的に自分のレベルがどこにあるかを知るには自分の周りにいる人をみれば分かります。とても不思議なことですが、好きなことに没頭していると知らない間に人が集まり本当に必要な時に必要な人が現れました。趣味は他人のためにするのではなく、自分の目的はっきり持って、それを達成するためにどうするか考えることがとても重要かと思います。仕事と違うところは時間の制約がないところでしょうか。

いずれにしても、自分で正しいと思ったことに対してどうすれば実現できるかを考えて、自分の足りない能力で自分で何とかなるものは身に着ける時間、その上で必要な時に必要な情報、物を入手するにはどうするかを常に考えている時間も、とても楽しい時間の一つです。



2021年6月12日土曜日

究極のオーディオマニアが行き着く「マイ電柱」WSJより

 


あまり機器の試聴評価やマニア推奨の機器の紹介などの記事はみないのですが、衰退の一途をたどるオーディオマニアにはどんな状況か怖いもの見たさと面白半分でネットサーフィン(死語)してみました。

やはり予想通りマイ電柱の記事はありました。拙宅を建てたときは集落と離れていたので、マイ電柱状態でした。その後隣家ができソーラーパネル満載でマイトランス状態だったのが共有トランスとなりました。もともと電源関係はファインメットのフィルターをつかっていたせいか、自宅内でのノイズの回り込みが多かったのか全く気になりませんでした。その後、ebayで購入した怪しいノイズ測定器で測定すると盛大なノイズがのっていました。そこでファインメットフィルターをはずして巨大なノイズカットトランスをとりつけてみたところ、電源ノイズはほぼなくなったのですが、出てきた音はどうしようもないものでした。確かにノイズはないに越したことは無いと思いますがそれとは別のパラメーターが音に影響しているのを実感した次第です。

まあ、マイ電柱をやっても単純に柱上トランスで変圧するのが独立しているだけです。どこまでいってもそこら中からノイズは回り込んできます。私もですが一生賢明お金を貯めて高価なものを購入したり設置した場合、どうしても頭の中で良くなる方向へのバイアスがかかった評価をしてしまいがちです。1000万円の市販品とか6000万円のシステムとか金額が高いとよい音がするという観念が横行するオーディオの世界ですが、商品として考えた場合販売台数が少ない場合 開発費、経費などを考慮数とすぐ7桁万円になってしまうと思います。

私の本職は技術営業で開発した装置の値決めもします。ためしに今使っているアンプを1台のみ商品として販売するとした場合、私の時間単価で計算すると設定する販売金額は・・・・

部材の原価や消耗部材よりも人件費の比率が大きいので、どんな部材つかっても販売数量が少ない場合どうしてもとんでもない金額になります。例えば部品原価が10万円で10日かけて1台だけワンオフで作った場合、部品に対する益率を25% 1日の人件費が5万円とした場合、諸経費をいれると70万ぐらいになります。大量生産する場合は、制作する方法や部品の一括購入などで原価をおさえて益率を確保しつつ販売価格を下げることができます。

以前100万円のCDプレーヤーの中身が1.5万の普及品のCDプレーヤーのなかみとほぼ同じといった記事をみたことがありますが、100万円のCDプレーヤーには開発費、宣伝費などがはいっていて、1.5万円のほうがコピー商品にちかいものであれば、それはそれで納得できます。自作の場合は部品単価に目が行きますが、結局自分で作って自分で使うので人件費や経費の部分がないように錯覚します。

はなしは脱線しましたが、もし私がマニアで潤沢にオーディオに散財でき電源にこだわるとしたら、マイ発電機を設置しますね(笑)

2021年6月11日金曜日

炭焼きレストランさわやか

昨日出張で浜松まで行ってきました。お客さんの勧めで昼食に静岡県内にチェーン店展開をしている「炭焼きレストランさわやか」に行ってきました。12時過ぎに到着した時には駐車場はほぼ満車状態でした。車の中に多くの人がいたので不思議に思ったのですが、店内に入って予約をするとその理由がわかりました。予約の表を受け取るとそこにはQRコードが印刷されていて、それをスマホで読み取るとあと何組待ちで大体の待ち時間が表示されました。4組は店内で衝立で仕切られたベンチで待つことになるので、4組前になると店内に入るようにメッセージが現れました。静岡県は緊急事態宣言がでていませんがこんなシステムで密になるのを解消しているのには感心しました。味は地元のお客さんがすすめるだけあってとてもおいしかったです。

 

2021年6月10日木曜日

1986年生まれ

超久々にCDプレーヤーを導入します。なんと1986年生まれの35年もの。

2021年6月6日日曜日

頭のマッサージ

 


テレビはほとんど見ないのですが、夕食後に家族と「世界一受けたい授業」をみていいたら頭のマッサージを特集していました。頭のマッサージは上海や香港で経験がありますが、確実に寝てしまいました。このとい頭の一頂上の骨が四方からつなぎ合わさっている部分は強く推してはいけないといわれた記憶があります。単に気持ちいがいいだけかと思ったら、顔面のゆるみが頭の筋肉の劣化に起因するために、頭の筋肉をマッサージでたたき起こすことで顔をすっきりさせようといった内容でした。特にイケメンでもないのであまり顔面については気にはしていませんので、年相応であればいいと思っています。ただ、皮膚がアレルギー体質ですので朝の洗顔と風呂上りにニベアをぬるぐらいです。特に本まで買ってやろうとは思いませんでしたのでネットでしらべてみると次から次へ情報がわいてきました。だれが言い出しっぺがわからな状態。それはさておき、ようするに筋肉をほぐせばいいわけです。たしかに自分でやっていても頭の血行がよくなって気持ちがいいですし、ブラシーボでだとは思いますが表情筋もほぐれて動きやすくなった気がします。最近ではマスクをする機会がおおく表情も固まっていると思うのでちょうどいいかもです。

2021年6月5日土曜日

6DJ8 PP Interstage

 

最近こそこそいじっている6DJ8 PPですが、プリアンプをつけて十分音量が取れることがわかりましたので。2段増幅としてInterstage結合としました。差動はInterstageで行っています。
段間の電源の縁切りチョークが手持ちにないのでまた取り付けていませんが、これはこれで最終形態かもです。35Hzぐらいまでリニアに出力されています。Interstageのあとに100kΩのポテンションで位相の最終調整をしてやると、フェーズプラグの調整と相まってサブコーンの存在も消えました。中高域の位相があってくると楽器のフォーカスが鮮明になるとともに位置関係も明確になるとともに、さらに空間の広がりも自然になってスピーカー自体の存在が本当に希薄になります。アンプとしてさらこれ以上改良するなら増幅段の固定バイアス化ですね。しっかしまあすんげ~迫力と空間です。


2021年6月3日木曜日

待ちぼうけ

今日は会社の健康診断が終わってから中津川へ特急しなので向かいました。恵那超えてあと少しのところで列車が緊急停車。しばらくして鹿と衝突したとのことで車両の安全確認のためにしばらく停車するとのアナウンスがありました。そのまま約40分。中津川の行きつけのレストランで公物の唐揚げランチを食べてから客先に入ることができるように、次官に余裕を持って会社を出発したので仕事には影響がなかったのが不幸中の幸いでした。そういえば、健康診断で血圧を測定した値が98-69と過去最低。若い頃は140-100ぐらいでいつも高めと言われていたのが嘘みたいでした。今回は採血前にアルコールを含まない消毒を申請したので腕が真っ赤になることは回避できたのですが、視力検査で覗く部分の消毒をアルコールでしたらしく、おでこがあとから真っ赤になってしまいました。思わぬ落とし穴でした。

2021年6月2日水曜日

パワーアッテネーター分解

早速分解してみました。ファンがついていることはネットにあったマニュアルで知ってはいたものの電源端子がなかったのでどうやって回すのだろうかと疑問に思っていましたが謎が解けました。過大入力があると音声信号の一部をダイオードで直流化してコンデンサーにためてファンに供給する回路になっていました。少なからずこれも音質に影響はあるのではないかと思います。中身はでっかい12Ωのホーロー抵抗と、5Ωのボリューム。ヘッドフォンアウトとラインアウトにはレベル調整用のそれぞれに適した抵抗がシリーズで入っていました。ラインアウトは背面のボリュームで更に調整する回路で、ヘッドフォンは前面のボリュームで調整となっていました。何も接続せずに11Ωぐらいの値となっていましたので、スピーカーをつながずともダミー抵抗としてつかえます。ギターアンプは8Ωと16Ωの出力があるのでどちらにつないでも許容範囲でしょうね。この機種はスピーカーは8Ωとの記載がジャックのところにありますが、後継機種の色が黒いものは8~16Ωとなっているのもうなづけます。つなぐだけでパワーが約半分になるといくマニュアルの記載にも納得です。

2021年6月1日火曜日

パワーアッテネーター

泊まりの岡山出張でホテルでデスクワークを終えていつものようにヤフオクをながめていました。古〜いアッテネータが出品されていたので自分なりに決めた購入金額で入札して寝てしまいました。エアコンをつけっぱなして寝てしまったらしく寒くて目が覚めてメールを確認したら落札通知が来ていました。入札金額ギリギリのところでの落札していたので、次点の方はもうひと息のところで諦められたようです。
メタルクラッドでアッテネータは作りましたが、音量調整用の50Wぐらいのボリュームを検討していました。容量の大きいボリュームは中国製は安いのですが日本製は今回の落札金額ぐらいは平気でしますので
丁度どよかったです。

2024年度をむかえて

2024年度も始まり、部署異動があるはずでしたが、とても仕事的にいますぐ異動できる状態でないとのことで、部署を変わらずに掛け持ちをすることになりました。定年も今年から1年づつ伸びることになり、私の代では64歳が定年となります。とはいえ60歳で賃金体制の見直しがあるので、単に退職金...