リフレット完了


 1月初旬にリフレットをお願いしてから約1ヵ月半。リフレットが完了したとのことでもどってきました。リフレットに合わせてナットの交換、精密な擦り合わせ、ロッド調整など施工していただきました。作業をしていただいた方は、国立音楽院 クラフトリペア課の講師をされておられる方です。

いただいたメールを引用させていただきます。素人な私にはもったいないぐらいの内容ですが、メンテナンス前と後では別の楽器になったかと思うほどの変貌でした。感謝 感謝です。

【半田音質調整】 
低域にもう少し締まりとガッツが欲しいと感じたため、
その方向で調整してあります。

【電気関係】
完成してからしばらく弾いていたのですが、
電気関係はどの部品も問題なく、
サウンド面でもハンダチューンでいい感じに仕上がりましたので、
今回は手をつけないことにしました。

【セッティング】
セッティングは1.2〜1.5mmでそれなりに低いですが、
高精度なすり合わせでバズは非常に少ないです。
低めで弾きやすく、しかし低音の鳴りもちゃんと出るので、
まずはこちらでお試しください。
さすがに強く弾きすぎるとビビりますが、
そもそも強く弾くことのメリットあまりありません
(強さよりは速さが重要です)ので、
慣れてくれば楽に弾ける上に飛ぶ音が出ますので、
最初はしばらく我慢して弾いてみてください

【擦り合わせ】
弦を張った状態で、さらに実際に演奏する本体の角度で、
重量の影響を完全に演奏時と同じにして、
その上で各弦ごとにフレットの頭を揃えています。
そこまでしないともう少し暴れが出ます。

 





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